寅の巻（帯留・根付）

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寅の巻（帯留・根付）

ベースは言葉遊び（駄洒落）で「虎の巻」を広げたシルエットにて
巻物に描かれた虎（寅）が立体的な造形として構成されています。

竹に虎とは、取り合わせが良いという吉祥図案の１つとされ
ここでは、竹林の中の虎（寅）が横になってリラックスしながら
無邪気な表情で頭を掻いている意匠が想作されています。

～「竹に虎」の意匠背景～
猛獣と恐れられる虎も巨体な象には勝ち目が無く
象が入って来られない竹林の中に逃げ込む事で
其処が身を護れる安住の地であるとされており
虎にとって竹林の中こそが心休まる拠り所なのです。

そんな背景を踏まえ、寅の表情をご覧になって頂けると
その愛らしさが、よりお伝え出来るかと思います。

裏側は、「虎に翼」という諺の『翼』
（元々強い虎が翼を得る事で更に力が備わる意）と
「雲は竜に従い風は虎に従う」という諺の『風』
（相応しいものを伴うことで物事が上手くいく意）が
図案に織り込まれており、その「翼で巧く風に乗り
好機に転じようという姿勢」が窺い知れます。

また、翼に象徴的に浮き彫りされた寅年の梵字は
丑年と同じ守り本尊「虚空蔵菩薩」の「タラーク」ですが
「虎の巻」にかけて、天狗の顔になるようにしてあります。

【帯留・根付として…】

（原型制作時期：２００９年）

≪SPEC≫～～～～～～～～～～～～～～～～～
　†ヘッド：重さ約22g /約4.2×2.5cm
　†素材：ヘッドSV950

　※画像にある帯締・根付紐は付属致しません。
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【全国送料無料にてお届け致します】